FC2ブログ

精神病院 病棟 3

2006年9月 秋雨前線 嫌な季節だ

朝、窓を開け表を眺めていると左の方から叫び声が聞こえる
鉄格子のある窓を見つけた、ここからだな
独居房だ、 私もあそこで2週間叫び続けていたのか ・・・

検温、C型肝炎が理由で 私だけ専用の体温計  
C型肝炎を了承して受け入れてるはずなのに ・・・ 差別
週に1~2回の入浴でさえ順番はいつも一番最後
足拭きはビチャビチャ、浴槽の湯は半分で垢と毛だらけ  最悪
いちど看護師に何とかならないのか問うたが、聞き流されてしまった
腹立ってちょっと声を荒げると  「まだ病気治ってないわね」と、ひと言 ・・・
退院させてもらえなくなると困る
仕方なく看護師の言うことには従うことにした
逆らって、いつ薬もられて 眠らされるかわからないから ・・・

とにかく看護師の上から目線が嫌でたまらなかった
私が何で救急搬送されたのか理由が解ってないだろう?
申し送り以前の問題じゃないかな
食事と薬を与えられるだけで、何の治療することもなく
言うこと聞けないと怒られる
私を含め、十羽一絡げじゃたまらない
他の患者には申し訳ないが、ここは精神病院だから仕方ないとは思うが
患者の気持ちを理解して接している様には見えなかった、 全てとは言わないが
しかし私は薬の副作用で一時的に状態になっただけで、違う接し方があったはずでは?
でも、これが現実
この頃は完全に自信をうしなっていた

我慢して ひたすら看護師の言うことを聞いた
その甲斐あってか、A院長から日中、散歩の外出許可が出た

病院は高台の閑静な高級住宅街のはずれにあり、少し歩けば海が見える
このときは まだ正確な位置を把握できていなかった
最初の散歩は30分の約束だ
不安なので杖を持って出る
初めて外から病院を見る、塀の上には鉄条網、建物は汚くて不気味だ
こんなところに何故入れられたんだ! 悔しかった
あんなに表の空気が吸いたかったのに ・・・ 感動もなかった
気を取り直し坂を下り出したが少しずつしか進めない

10分位歩くと大通りに出た
大型トレーラーばかり走っている、ここは産業通りか?
この時初めて病院の位置がわかった
時間がないので ひと回りして帰ることにした
少し歩いた時、 ん?何処かで見た景色 ・・・
病院に向かって、歩きながら考えた
帰りは上り坂で 杖を持ってきて正解だ
ひと休みした時だった
派手なデコレーションで飾ったハーレーのサイドカーが重低音で走り去った
・・・ この音、 このデコ、 そうだ!  私が撃たれた店だ!
独居房で見た夢だ、背景は違うがこの店で外人に撃たれて目が覚めたんだ!
思い出したが気持ち悪くなり、晩は酷い頭痛でなかなか眠れなかった
何現象だか知らないがこんなことあるんだね
散歩の時間は30分を少々オーバーしたが、おとがめがなくて良かった
(他の患者が時間オーバーで叱られているのを何回か見ていたので)

A院長に退院の予定を尋ねると、「様子 見てから」
何時とは言わない
外出許可が出たから退院は近いと私は勝手に思っていた ・・・
今思えば、何故 もっと つっこまなかったのか?
弱気になっていたし、自分ではなくなっていたことは間違いない
過去も思い出せなかったし ・・・
2週間意識が無かったことで変わった ・・・

早く退院したい


  人気ブログランキングへ励みになります、よろしければクリックよろしくお願いします!  
スポンサーサイト



プロフィール

donjinan

Author:donjinan
色々と経験しすぎな黄昏予備軍♂です
2006年の夏、一夜にして
人生は恐ろしく変わってしまいました
真実を回顧しながら書いていきます

参加ブログランキング
人気ブログランキングへ blogram投票ボタン にほんブログ村 その他日記ブログ 現実・現在へ
           にほんブログ村
Translation(自動翻訳)
最新記事
最新コメント
カテゴリ
カレンダー
07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
FC2カウンター
月別アーカイブ
リンク (50音順)
RSSリンクの表示
QRコード
QR